コラム ― ポーランド・ドイツ、アウシュビッツの旅
旅も終わりに近づきました
旅もいよいよ終わり、明日帰国です。
前半のアウシュビッツ関係はもちろんのこと重さと希望と課題のある旅でした。後半の2日間での旅も素敵だったのですが、両方、記録は書き切れなかった。
でも、思うままをちょっとでもその日のうちに書いておくことは、結果的にみなさんへの報告となりますが、実は、何より私のために大事なことなのです。
書くことで頭の中がまとまるのですね。行動のまとめの作業というわけですね。
3人とも元気で過ごせてよかったね。
後半の2日間は、メルヘェン。
グリム兄弟の記念館の館長さんのお話もよかったし、 私、同行してくださった翻訳家の池田香代子さんの大ファンになりましたしね。
初めてご本人にお会いできたのです。
池田さんの「夜と霧」の改訳にまつわる話しも、感動しましたし、その話でも池田さんの人柄がにじみ出ていました。
考え方の基本が座っているだけでなく、深く勉強されている方なのに、とっても率直で自然体で謙虚な方で、一流というのはこのような人なんだなあ・・・・と、刺激を受けました。それに、すごく愉快な方でしたよ。
爪の垢でも煎じて飲まなくっちゃ。本当にそう思いました。
メルヘェンの世界をちょっぴりのぞかせていただきました。実は興味はしんしんです。子どもとお付き合いをする仕事だから、もと知らなくっちゃなあ・・・とひきつけられました。
いかんせん、短期間では両方は無理でしたね。
味噌汁、おひたし、煮物、ソーメン・・・が浮かんできます。孫の顔も早く見たいなあと、心が長野に向かい始めました。
昼からビールを飲む生活もお終い!
(2015年5月29日 記)